十日目 十一日目 ラヴェンナ

十日目、午前にもう一度画材屋に行き、お使いを達成。

その後、早めにボローニャを出て、ラヴェンナへ。

ラヴェンナは、鈍行列車で1時間45分ほど、2時ごろに着いた。

さて、今まで主要都市は駅に荷物預かりがあったのだが、ラヴェンナにはない。

民間でやっている荷物預かりは発見したが、セキュリティがあやしそうだったのでやめた

しかも、宿が遠いため、正直まとまった観光ができるわけではない…でもこのでかい荷物では教会に入れない…ということで近くの公園にいった

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要塞の中に公園があって、要塞自体もなんだかおもしろいつくりをしていた。

ここをしばし散策した後、スーパーに行って少し買い物。

宿に行くか、と思ってバスを探すも、路線図と停留所の時刻表が一致せず…

どうやら、2番と90番がそっちの方面にいくみたいだぞ!と思い90番に乗車。

 

ここから、ここから悪夢が始まったのだ…

90番は宿の方向に行きながらも、途中で90度方向転換し、でかい幹線道路を猛スピードで走行し、工業地帯を走り抜けていく

ん?

さっき駅で写真を撮った時刻表を見てみると終点は45分後に着く遠い港町。

ん?????

やばいと思って途中の、違う港町で下車。

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バリバリの港(↑の写真は携帯で撮ったからか色が違う)

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せまる夕暮れ

グーグル先生たすけて!と頼ると、20分後くらいに駅に向かう90番のバスが来るよ、ということで、そのバスに乗車。

グーグル先生は、宿の最寄りのバス停でおりようね!と指示してくる。

よっしゃあ!降りたぞ!と周りを見渡すと、歩道がない…

そういえばバスの運転手も、お前まじでここにおりんの?みたいな顔をしていた

いわゆるここは自動車専用道路。信号も歩道もなく、車の方向転換はロータリーのみ

白線の内側は草が茂っていて木がわさわさ。とても歩ける状態ではなかった

しかし私は宿に行かなければならなかった。

私が降り立った側は、宿の方向へ歩くと対向車が来てしまうので、反対側に渡りたかったが道幅が広すぎて横断できる状態じゃなかったので、車が来ないタイミングを見ながらちょこちょこと端を歩いて行った。

しかもボローニャパドヴァで8冊本を買い、重くなったキャリーを転がしている…強行突破でぼこぼこ地面の草むらを引きずった。

途中のロータリーは地獄だった。車側も私をガン見してきて、危ないぞ!とクラクションを鳴らしてくる。もっともである。

心が折れそうになりながら横の細めの道へ。そこも歩道はなかったが、車通りはだいぶ少なかったためマシになった。

途中、横に見える林にいっぱい鹿がいて、車ならず鹿にまでもなんでこんなところに人間が?みたいな反応された。

ひいひい言いながらやっと宿が!!!!

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駐車場がとても広く、モーテルのようなピッコロホテル。ここだけ個室で、2泊予約していた。

その日は疲れ果てて寝た。十日目終了

十一日目

朝から猛烈にレセプションでバスについて質問した。すると、行きも帰りも、8番と90番に乗ればホテル前のバス停に着くよ!と言われ、90番て、あのトラウマの…?

と思っていたが、バス停の時刻表を見ると8番は確実に留まるようだった。

8番のバスを待っていると、ピッコロホテルからアジア人のおじさんがバス停へ。

日本人ですか?と声をかけられ、そうです。と返事。

この最果てのモーテルに泊っていてまさかこんなところに日本人!?みたいな反応をされた。

久しぶりの日本人との対面に嬉しくなりながら、雑談をしながらバスで駅へ。おじさんとは駅で良い旅を!とお別れをした。

ここからやっとラヴェンナ観光が始まる。

ラヴェンナはモザイクの町。とても小さな町でひっそりとしている。

すこしでも市街を出ると昨日のような工業地帯しかない。

モザイクでおらが村の復興!観光資源!というような一点突出だった。

中心街でも、徒歩で出歩いているのは観光客で、地元民は皆自転車。おばちゃんたちの井戸端会議も、自転車で集合して行われていた。

しかもラヴェンナは個人の観光客より、パックツアーだらけ。ここで初めて団体の日本人観光客を目撃した。

・サンタポリナーレヌオヴォ教会

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圧巻のモザイク

・サン フランチェスコ聖堂

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教会の地下の水の底に沈むモザイク。おさかなも泳いでいる

・ネオノアーニ洗礼堂

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・Domus dei Tappeti di Pietra

ここは、教会が地下に駐車場を作ろうと思ったらローマ時代のモザイクが出てきて、びっくり!みたいだったらしい。

発掘の様子の写真を見ていると人骨も大量に出てきていて、モザイクの上に遺骸がいっぱい乗っていた…

すごい広い面積にわたってモザイクの絨毯が。

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・サンヴィターレ聖堂

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ここは装飾の密度が一番高かった。モザイクは、フレスコやテンペラと違って物体の色そのものが張り付けられているので強いし、存在感がある

・ガッラ プラキディア廟堂

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ここは小さなお堂なんだが、窓が大理石になっていて、そこから柔らかに入る日の光が美しかった。

モザイクも紺色を主体に薄暗くて、そこに星空のように金色のモザイクが輝いていた。

上にあげた主要な施設は、町中に固まっていてスムーズに見ることができた。

その後恐る恐る8番のバスに乗ると無事ホテル前に到着。(8番でも駅から出るのに2種類あるけど、方向によって乗り場が違うということを理解した)

その日は個室でまったりして就寝