ベルガモ→ブレーシャ②

前回の続き

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感動したのはやはり色。なかなか写真では伝わりにくいが、分厚い壁に描かれているにも関わらず、色に透明感があり、彩度が高いわけでもないのに目に飛び込んでくる。

なぜこんなにも透明感があるのか?やはり、生乾きの漆喰に顔料のみで描き、顔料を結晶で覆うブオン・フレスコの技法にしかだせないのだろうか

色の組み合わせも大体定型化してくるが、これは色の構成うんぬん以前に、使う絵具が天然素材のものばかりで、種類も相当限られていたからだろうと思う。

この、ごく現実的な理由で組み合わされた色だからこそ、非常に美しく響き合いこれ以上ない調和を生み出しているのかもしれない。

自分の色の使い方がものすごく恥ずかしくなった。

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建物の外側に消えそうな建設当時のものと思われるフレスコ

さらに横のCuria Vescivileという教会には半屋外の部屋にフレスコが

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まって、初日からこんな素晴らしいフレスコが見れるなんて神様…みたいなかんじで

このときめちゃくちゃ興奮していた。

線が多様されており、デフォルメの雰囲気からロマネスクのフレスコだとわかる

この線の多用は日本画にも言えることだが、面としての色面の塊を保ちながら、そこに違和感なく線を入り込ませるということはとても難しく、この壁画ではそれがいともたやすく一枚の絵画になっている。

これは時間という風化の影響により統一感が出ているというのも大きいとは思う。

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近くでみると、はがれている下の層は細い線で無数に描写されている。

はじめは溝か?と思っていたが、よく見ると筆で書かれた線のようだ。

色面だと思っている部分も近づいてみると細かい線の集合だったりする。下の層によく見られるので下書きに近いものかと思ったが、こんなに色付きで下書きするだろうか?

はがれるということ、無数のものが集まっておりなす色面はやはり情報量が多く、迫力が出る。

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途中でなんか食べようと思って、近くにあったお店でフォカッチャサンドなるものを買った。写真はとるのを忘れていたが、ハムとモッツァレラを挟んだシンプルなサンドで

、あまりの大きさと、具に対してフォカッチャの割合いが多すぎることでうーんっていう感じだった…

あちこちを散策し、チッタアルタを後にした。

その後は宿に向かうために、電車でブレーシャへ。

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電車から見える景色がとても良い

無事ドミトリーに付き、チェックインして、相部屋の住人もすべて女性でほっとした。

ドミトリーは世界からいろんな国の人が集まると思っていたが、会う人ほとんどがイタリア語ネイティブで驚いた。

ただ一人ドイツ人の人に会ったが、私の英語力が低すぎて会話がうまく続かなかったのがめちゃくちゃ悔しい。

語学はとても大切だ。

三日お世話になるこの宿は、中心地のど真ん中という素晴らしい立地で買い物にも出やすいし、静かで清潔で快適だ。

スーパーでの買い物についても次書こうと思う。

次回はブレーシャ編